自由

 何かに囚われている人間にとってこの言葉は希望

 なんの捕らわれも無い、言われも無い

 嗚呼、素晴らしき希望

 …が、自由がそれ他の意を持つ

 自由だからこその束縛

 上下左右が果てしなく続き

 何の束縛が無い

 石ころ、一石投じても反応は小なり大なり

 千差万別

 その一石を価値有るものに感じられなければ無と化す

 何の束縛・柵が無い者は束縛を求める

 まるでどこかの恋物語のような

 束縛からの愛とやら、なんとやら


  「勝ったか負けたかは死ぬ直前に決めろ」

 ただ、何も賭けないで負けというのは勝負の価値が無い          

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