2月11日の日記

2020年2月11日 Lesen
2/11 本
レオニ絵本15冊
女騎士経理になる全8巻
水島広子
対人関係療法のプロが教える「聴き方・話し方」
前半は読める
後半は難しかった

数ヶ月寝かせてから再読しよう

羊と鋼の森

2016年11月18日 Lesen
大切な小説に出会いました。

その前に精神保健福祉士(以下PSW)という資格習得を目指して、毎日頑張っています。
pswは人の価値を大切にするお仕事です。さて価値とはなんでしょうか?

病気をして生きていくことがままならない人がいます。
そのような人たちは自分が思っていることを発しにくい状態に陥っていて、生活力は不足しています。その身を案じて権力を振るうつもりがなくても、知識や経験などを使って病める人を侵害してしまう。このような危険性が援助職にはあります。

そして、そもそもの価値・Worter(独語)とはなにか?
誰にもわかりません。僕にも病める人も社会という観念でさえ、誰にも。

けれど、確かに人間の存在には価値が必要で、大きく捉えがちになる観念だと思います。きっと価値とは「素朴に大事だと思う心」なんだと思います。
価値や意味が喪失した現代に、価値を信じることは熱狂的なことなのかもしれません。


さて、小説「羊と鋼の森」は一人の青年が調律師に憧れを持って、ピアノとピアノを弾く人、そしてピアノの音色を聴く人の存在と価値を大切にするお話です。
調律師はピアノを演奏しない。お仕事はピアノ自体の価値を、まるで生き物かのように蘇らせ、弾きたい人の気持ちや目的に寄り添い、演奏を聴いた人が感動するところまで耳を澄ませる。

専門的な教科書を読んでいて「価値」が頻出して、価値の意味を探しに行く。
価値の森へ迷い込んでいました。この小説は価値とは何かを教えてくれたような気がします。

ありがとうございます。
V.E.Frankl 「それでも人生にYesと言う」 読了

フランクルがアウシュビッツから出てやりたった講演会をまとめたもの。
「生きがい喪失の悩み」を本は大きく、内容は平易にした本だと言えます。これに尽きるので、書評は別のブログをご参照ください。

一般の人なら
「夜と霧」「それでも人生にYesと言う」
「生きがい喪失の悩み」「フランクル回想録」 合計4冊押えればフランクルがどういう人で何を言っているのかがわかると思います。

まだ未読のものが多いのですけれど、フランクルという一人の男性のこと、その家族と家族への愛を知りたければ「人生があなたを待っている」上下巻を読まれることをお勧めいたします。

小説:言の葉の庭

2016年9月8日 Lesen
「君の名は」は映像最高なら言の葉の庭は小説で最高傑作だと思う。

作品の作りは連作短編形式で脇役にも焦点が当てられて、心情となぜあのような物語になったのかが分かるようになっている。「桐島、部活やめるってよ」を新海誠が綺麗な風景描写と丁寧な心理描写で書いたような作品だと思います。桐島はドライで、面白いところは最後の「光を見た」ところ。馬鹿にしていたスクールカーストの底辺の映像オタクに、彼等の好きなことに直向きな眼差しに光を見ちゃったのが痺れた。

一方、言の葉の庭は映像では語られなかったことが語られて、映画を見たときに雪野(cv.花澤香菜)さんの「あなたに救われていたの」を言うための物語かと思ったけど、そうじゃないことがわかった。万葉集から歌集を持ってきて、あとがきの解説どおりなら、浮遊感が心地好い。

お気に入りの小説になりました。
読了

ここじゃないどこか
気になって買ってしまった。徹夜で読んでしまった。その日の運転は大雨で大変だった。

綺麗な作品だと思いました。
やっと新海誠さんは自分がやりたかったことを表現できたんだなと思いました。新海誠のファンで『雲の向こう』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』を観た方なら、楽しめる作品です。

多分、この作品を超えるのは難しいと思います。
新海誠さんのテーマが「あの人に会うまでどれくらいの時間と速度と空間を進めばいいのだろう」なので、過去作品からやっと綺麗にまとまった今作を超えられるのなら、観てみたい。
https://www.amazon.co.jp/
「どうせうまくいかない」が「なんだかうまくいきそう」に変わる本-杉山-崇/dp/4522434383

読了
杉山先生に取り上げてくださった感想を載せます。

これを読んでて凄いと思ったのは、ネガティブな思考をリスク回避やリスク管理の言葉に言い換えていること。前からネガティブという言葉の社会的な方向性に疑問を持っていて、なぜなら僕は精神分析の基礎概念の防衛を別の言葉に言い換えられないか考えてるため。(人間は弱いと見なしている立場や考え方はどこから来ているのだろう)。

言葉や事柄の言い換えや本の作りが素敵だなと思う。

この本が素敵なのは、言葉や事柄の言い換えがよくて、マンガとチェックリストを載せている点です。あとマンガを活用することによって、ストーリーを眺めるように自分の認知は大丈夫なのだろうかといった、チェックを自然と行える点にあります。各登場人物に不安や障害をもたせて解決のプロセスを提示する、その上で認知や行動の何が引っかかるのか、早々にこのページを読めば良いですと誘導しているのも、せっかちな人にとって好意的だと思います。

なんども述べますが、言葉や事柄の言い換えが素晴らしいです。
コントロールできるものと出来ないものがある。(傷つきが多いものにとって)ある種の否定的なワードがなくて、淡々と良くなっていきましょうと語っていることがよくて、それにまつわる言葉遣いも著者の人格が現れているのではないかと思います。著者がどのような人物(人格)であるのか、知らないのですが、不躾とは思います。

サインください!
著 岡田尊司

久しぶりにこの手の障害とはこういうことで、打つ手はあるのかという本を読んでる。
僕の仕事は運転手だから運転の合間にさらっと流すように情報を取り込む。

心理系の本の問題提起は大体一緒だから、読書量が少ない自分にとって心理系の本はさらりと読める分類なのは嬉しい。心理系の本は読んだことがない人にとっては当たり前だけど、小難しくって読みにくい。ただ、子ども時代と家庭環境が良くなかったところから、問題提起ははじまるので、そうしたところが出てきたら飛ばしても構わないと思っている。

読んでいて、さくりさくりと刺さる。
僕は自分の価値観(主体性と自由と責任)を育ちにくい家庭だったと、まどろっこしい言い方をするけど、仮定していて、
1.「僕は僕のままでいい」
2.「一定の関心は注いでもらいたい」
3.「一定の距離感を保って欲しい」
4.「疲れたら構って欲しい」
5.「うまく育ててもらいたい」

こうしたものを持っているのかもしれない。
かもしれないのは、主体性を発揮できるレベルではないゆえに、自信がない。

けど、これだけは言えるのは、自分は成長したい欲求があるから価値観を提示してくるととても助かるということ。叶いっこない強い圧力(価値観)のなかで、育ってきたから権力に対抗するリアクションとして行動をしてきた。
受容は嬉しいけれど、あなたは自由に生きてもよいと言われると、圧力によって保たれていたの枠が外されて、液体(自己)が流れ出して辛くなる。成熟するまでそんなことはなるべく言わないでもらいたいものだ。


たとえば、自分がBPDだとしてのお話でした。
読了
読了

子供の価値

2016年6月18日 Lesen
読了
読了

別れた人に投げつけたい。面白かったと叫びたい。

図書館の神様

2016年6月5日 Lesen
読了

職業は武装解除

2016年2月3日 Lesen
職業は武装解除
著 瀬谷ルミ子 読了

一流になるのは好きや興味を突き進んだ、根性がある人間。
柏木恵子節炸裂と感じました。
戦中戦後を生きてきた家族/女性/発達研究家とあって、ジェンダー論を越えたところに立脚していると思いました。私は柏木恵子さんのように立場を考慮しながらも、それらは一切の要因であって決定づけるものではない、つまり属性を持たない思考を持つ人物にとても興味と信用をおきます。

ハンナ・アーレントのようにユダヤ人でありながら、ユダヤ問題とされる人種問題に人種を持ち込まない、強靭な精神力、問題を徹底的に考え抜き、真に多様性を理想とする人物ではないかとかんがえます。

7つの習慣

2015年12月24日 Lesen
読んだことにしよう
フランクルが90歳の時に出版された31番目の本。
これまでの人生の思い出を語った本である。

両親のこと、自分のこども時代のこと、戦争のこと、父親を最後まで看取れなかったこと。最愛の家族とユーモア、そして絶滅工場。フランクルは山登り-ロッククライミングが好きだったらしく大事なことを考えなければならないとき、行きたい衝動を抑えるのに苦労したと述べている。

アウシュビッツ(AZ)から生き延びて3週間で口頭執筆をする風景と情動は、悲しみと畏敬の念が私の中で自然と生じる。両親と妻を、家族を全て一度になくし、理性的-感情的をうまく併せ持つフランクルであっても、重たく見えない、深い悲しみと怒りのヴェールに包まれた。



山登りやボルダリングを始めようかと思い始めた。

ウキウキする

2015年11月23日 Lesen
ウキウキする
発売されて間もない本を買うのは珍しくて、書店に見かけて一眼みて買うのは初めて。

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