ジークムント・フロイトとは精神医学の開祖と呼ばれる、大変有名なダーウィンと並んで21世紀に活躍をし、考え方を数々の人々に与えた人物である。

彼の考え方は至ってシンプルである。

人は性欲によって、性の情動によって突き動かされる。
精神疾患も達成できなかった性衝動、情動によって理解し解決が出来るとした。
その考え方を当時の人々は賛成や反対、どっちつかずといった現在まで繋がる三者三様の考え方を抱かせた。

また、精神医学や心理学を学ぶにあたって彼の考え方に触れなければならない。
賛成や反対、どっちづかずの三者三様の立場で考え方が違うのにも拘らず、彼の考え方から逃れることが出来ない。

それほど人の欲、三大欲求の性欲とは強力なパワーを持っている。

生命が生命たらしめるのは、細胞・増殖・遺伝の三つであり、どれが欠けても生命として存在価値薄れてしまう。我々は何時の間にか存在をしている。それには必ず親という存在が居たから子供が誕生する。

生命は親は次の世代へと自分の生命を託し死んでいく。

その過程で起こる恋愛。リビドー、性の情動は人の前頭前野では計り知れない強力なパワーが発生をしている。それに人が抗うことは果たして可能なのだろうか。


私は思う。抱く。考える。論理的な思考の問題ではなく、情動的な感情の問題であると。


しかし、抱いて尚も論理的な思考に縛られる。


嗚呼、肉体に精神が宿り、精神が肉体を操作しようとするならば・・・

-------------------


僕は先日、一人の女性と出会いました。

その女性とは初めて出会いました。けれど以前から交流をしていてどういった精神の持ち主か、身形はどういった人なのか既に知っていました。
その女性は人との関係でとても苦しんでいるように見えました。実際に苦しんでいました。僕はいつものようにそういった人を放って置けなくて自分が出来ることをしました。

出来ることをしていく内に僕は自分の欲求と弱さに気が付きました。

自分の欲求と相手への優しさが結果的に傷つけること。
相手の弱みに付け込んで自分の欲求を達成しようとすること。
そうしても相手が僕に付いて来てしまう事。

僕はその全てを相手に告白をしました。
笑い話にしながらも相手は「引越ししちゃうよ」と言いました。

出会った次の日電話をしました。
それはそれは、失礼で欲望が満ち溢れた電話でした。
内容を聞いた彼女は、その全てを「いいよ」と許容してくれたのです。

電話越しで僕はどうしようもない気持ちになりました。


コメント