ドイツ語は「私は~と考える、思う」の表現が無数にあります。denkenのみならず、ueberlegen, vorstellen, vermuten, glauben, meinen, ahnen, ich bin der Meinung, finen, halten, betrachten, gelten, einsehen,usw..まだまだたくさん。
日本人の場合、「考える」=「考えている途中で自分の意見ではない」ですが、ドイツ人の場合、「denken」=「私はこういう意見だ」になるので、どんなに考えの浅いイタズラ小僧でも、denkenします。日本人の意味する「考え事をする」に合致するのは、ich mache mir Gedanken...が一番しっくりくる表現です(mir という3格(与格)が入るところがポイントです。自分という人間に、自分の意思で考え事をさせる、といういかにもドイツ語らしい表現です)。
コメント
denkenは、単独でも頻繁に使われますが、それ以外にも、nachdenken(反省する)、ausdenken(ひらめく)、Andenke(思いで)など、分離動詞と合体させると、表現に深味が出ます。
日本人の場合、「考える」=「考えている途中で自分の意見ではない」ですが、ドイツ人の場合、「denken」=「私はこういう意見だ」になるので、どんなに考えの浅いイタズラ小僧でも、denkenします。日本人の意味する「考え事をする」に合致するのは、ich mache mir Gedanken...が一番しっくりくる表現です(mir という3格(与格)が入るところがポイントです。自分という人間に、自分の意思で考え事をさせる、といういかにもドイツ語らしい表現です)。
長文ながら失礼いたしました。
(ウムラウトが打てない)