面白いものだ。
権力者とは、権力を自由に扱えるものではなくて権力を誰かに持たされている存在だからである。一見、権力者は自由に権力を行使する事が出来ると想像するのだが、これは間違いであり、他者から権力を振るうように動かされているのが事実である。
これがいわゆるマルクス主義である。
これを男女の関係に置き換えてみれば、男が女を力の向きでコントロールしようとしていると一般的な直感は普遍である。これは目に見える形で男女の腕力が決定的に違う事に起因しているのではないかと主張をする。何故なら、発展した今日の日本のような社会では外敵。即ち猛獣は居ない。ただ進化の歴史上外敵は存在をし、我々人類はその脅威から身を守ろうと発達をした。要するに、外見上の腕力の強さが社会への強さと比例したのではないかと主張をする。
次第に腕力の強さが社会に対しての強さに比例しなくなった現代では、太古から普遍的に存在をしていた女性が有している魅力に因って男性をコントロールするちからが上回ってきたのではないかと想像をする。また戦争を細かく考えてみれば、領地を獲得をして国を豊かにするという考え方は給料を貰いに仕事に行きお金を家に持ち帰る一般的なサラリーマンとなんら変らない。
これを二律背反として捉えるのならば、男性は行動をする立場であり女性は考える立場である。男は女の幸せにするために行動をする。女は自分を幸せにしようと男を動かさせる。
政治を、国を動かしているのは決まって男ではあるが、それを世界の裏側で操ってきたのはいつも女なのである。
この最後の文章を見て、「嘘をつけ」と口にした女性はもう少し頭を使ったほうがいい。こんな手身近で強力な資源は無いのだから。
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