僕は手際が悪い。段取りを組むのが下手だと目上の人間の人から散々言われながらこの方活きてきた。仕事の処理の仕方やテストの対策に日々の生活と、散々「周りは順当にこなせるのにお前は本当に不器用だ」と言われてきたのと同時に、「お前は器用になるな」とも言われてきた。

その度に”どちらがいいんだよ”と長く思考を巡らせてきた。思索というのだろうか。

手際のよい人は段取りを決めて物事を順序どおりに解決していって無駄が無い。逆に手際が悪い人は段取りや順序を掛け間違えて人一倍動いて物事を解決しているから無駄が多い。この点のみだけを見てみると、手際が悪い人間が目標にたどり着けない。

しかし、次に話される話は手際がよい人は大成をしなくて手際が悪い人が大成をするという話だ。この話を詳しく聞いてみれば、手際が良い人は目標までの順序がわかる分、手を抜く。そして手際が悪い人は目標までの順序がわからない分、手を抜けなくて目標が達成するまで頑張るという点だ。



この問題はどうしてだか突き抜けない。答えが無いように思っている。
あれこれ30分以上この文章を書きながら空白にその半数以上の時間を割いている。それだけに突き抜けない。ただ、やはり、なんといっても大成する人は風変わりで何かを持っている。突き抜ける何かを有しているのかもしれない。

情熱だとか意志する力だとか、現実として現象として表す原動力は抽象的な何か。

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