どれくらいのゴミ袋を買ってきて、ゴミ袋を何袋だしただろうか。
20数年間溜めにためた、食器と調味料と紙の数々。それを一つ一つゴミ袋に詰め込んでベランダに放り投げて、割れ物の食器はダンボールに詰めたり、袋を二重にしたり、とても1人では片付かないものを、1人でやっている。

なんだかんだ兄姉は口だけで、役に立たない。片付けに来るといって、多分母親の一言で気持ちが治まってしまっているのだろうと思う。それに片付けをしていて兄姉の学校の通信簿が出てきたり、母子手帳が出てきたから、見てみると、たいして凄いとこはなかったんだなと初めて思った。初めてとは言うけれど、少しずつ尊敬する事をやめてきたんだ。

どこまでいっても、兄姉達との年齢は縮まらないし、凄いと思っていたのは母親が僕達兄弟を見比べて育て来たから、僕もそう思うようになっただけ。つまり、元々この思いは自分が考えたことじゃないから、棄ててもいいんだって。

ただの最高学歴だけを見るならば、兄姉達より僕は大学生3年生で、永く学び舎にいる。それと海外に出ようという気持ちもある。


僕は兄姉達に負けてはいない。むしろ、今後の20年間で勝ると考えている。


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