先生。

先生の言葉が書かれた色紙を最近ようやく見つけました。
この言葉の意味をようやく考えられるようになりました。この言葉をもらったときに僕はその言葉が掴めずにいて、働きながらふと思い出して考えてはとその繰り返しをしながらこの言葉の意味をずっと考えてきました。一度目は3年次の作文発表のときで、次はこの色紙を書いてくれた卒業式後でしたね。言葉を貰ってからも僕は毎日鉄と銅とアルミと埃と油と職人気質の上司の考え方と闘っていました。東京の夏は暑かったです。東京の冬は寒かったです。

4年前の僕は不安だったけど頑張って夢を書きました。



                     『決定権は僕にある』
                                      
                                           4年B組

 僕には夢があります。それは臨床心理士に成ることです。
臨床心理士とは簡単に言ってしまえばカウンセラーの事で、スクールカウンセラーになりたいと思っています。そのカウンセラーこと臨床心理士に成るには大学に行って更に大学院まで修了させなければ心理士の資格を受験する事が出来ません。
更にこの視覚は今現在とても人気資格で、社会的地位が僕なりの視点ですが、弁護士や検事に並ぶかそれ以上で習得をするのにとても手も難しい資格で、大学院まで出て高学歴な訳で社会的地位も確立されている。とても魅力的で憧れています。

もちろん、この仕事。資格を取得するには大学と大学院を修了させなければなりません。特に心理系の大学はとてもレベルが高くてとても合格出来ませんし普通の大学ですら合格するのに大変です。こんな長男間で狭き門をと売ろうとする人は普通でも無謀です。それを僕のような提示学生で、提示出身者の勉強してこなかった人が挑戦しようとしている。周囲からは冷たい鉄板のように「無理 無謀」とその言葉しかかえって来ません。

確かに勉強はツマラナイものでした。
勉強嫌いになった理由は今から考えて些細なことだったのいかなとは思いますが。その原因は小学校の五年生の時の担任の先生との勉強の仕方がとても僕には合わなかったのです。先生のやり方に納得できずにズルズルと過ごしたら、当然のごとく完璧に勉強が嫌いになってしまいました。

そんな勉強嫌いでも夢を見ます。それが今日目指している臨床心理士です。
夢を掴むためには勉強をしなければなりませんけど、今猛烈に勉強したい心境で。何故ならこのまま何も学ばずに過ごして、生活をしてしまったらとてもツマラナイ人生で一生を終えてしまうと想うし、バカと言われても否定できない自分がどうしようもなくバカに思えてしまうからです。

だから僕は僕はこの高きハードルと狭き道を今の仕事。解体屋になぞらえて。

ハードルと狭き道を書いた医師に立ち向かって見事解体させようと思います。


                         〆

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