勤労学生という言葉がしっくり来るのではないだろうか。

 僕は定時制のときから働きながら学校へ通い勉強をしている。だから、別段大学に入学してから働く事への抵抗感は無くて、寧ろ働かなければ勉強が出来ないとさえ思っている。定時制のときのお金は母親が出していたが、自分で全部賄えたし、自分で払ったほうが良かったのではないかと最近になって思うようになった。

 大学の通学生と違って、本当に働きながら少ない時間を使って教科書を読み場合によっては教科書にマーカーを付けて書き込みをして、思うところが在れば自分が書きやすい場所やメモに考えを書く。こうして中間試験や期末試験の一週間前から勉強を始める。

 基本的に東京未来大学の通信課程は一月に2つの教科を履修し単位習得を目指すのと、第二週目と四週目はそれぞれ中間試験と期末試験が控えているために、極めて毎日が忙しい。現在の僕の場合、時間的余裕があるけれど教科書を開く事を怠ると次の日に”読まなければならない”ページ数が増えるために、一層負担が増して焦る。自分の得意分野なら斜め読みでも十分に良いのだが、自分が知らない分野で理解しようとなると読むスピードが段違いに遅くなるため焦る。焦る。

 ゲームをしても良いし、好きな本を読んだり、友達とお茶や酒を飲みに出掛ける事も出来る時間は在るけれど、それと同じく月ごとの単位習得にまつわる事が付きまとう。もちろん、これは通信制に移ったときからそうなるのだろうと思っていた。実際に経験をしてみると、通信制のパンフレットに載っていた卒業生の方の言葉で「慌ただしい」と仰っていたことは、これかと痛感した。

 それにしても今年から学長になられた社会学者の大坊氏の対人コミュニケーションスキルは受けたかったな。(教職認定コースだと受けられない為)

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