ここ3日間の対人コミュニケーションスキルのスクーリングは僕に新たな感情と光をもたらした。講義内でテストした社会的スキルの尺度では自分に社会的スキルがずば抜けて高い数値を示していて、僕が自分に対して「集団の輪に入る事が苦手」という意識は大坊学長によって”願い”だということで砕かれた。

(ACTという尺度で平均値は78で山なりの正規分布を示している中、僕のACTは最高112を数値した)

 これはカントがルソーを読んで「わたしの誤りをルソーが正してくれた。目をくらます優越感は消えうせ、わたしは人間を尊敬することを学ぶ」と述べてるような出来事だった。これをパロディにしてみれば・・・「わたしの誤りを大坊学長が正してくれた。目をくらます劣等感は消えうせ、わたしは集団には入ることを学ぶ」

 授業では色んな体験をした。同一性、表情を読み取る、相手の表情を真似をする、目隠しをして歩く。どこかでどこでもありそうな自己啓発セミナーのような事柄だったけれど、それらセミナーは社会心理学対人コミュニケーションから発している事だと言う事をまざまざと体験をした。いつも頭で考えて答えが出ない事ばかりの形而上学的な事柄ばかりを考えているから、”体感”は新鮮だ。

 時系列は逆戻り、ここスクーリングが終わるまでの7月の2週間、憂鬱だが6月よりも遥かに自分のやっていることは正しいのだと有能感を得て噛み締めていた。自分の接客を沢山のお客さんに褒められたからだ。そして対人コミュスキルの講義を受けて、本を読むこと、遊ぶ事、楽しむことを仕事の疲れと仕事への情熱に奪われてしまっていた。

 けれど、吹っ切れた。疲れていても遣りたい事があるから早く起きよう。仕事へ出掛ける少ない時間でもいいから楽しもう。沢山の本を沢山読みたいときと読みたくないときがあるのなら、いっそのこと身体を動かしにいけばいい。それが嫌なら寝ていればいい。

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3日間のスクーリングの後、僕を入れた5人で親睦会が開かれた。それも同い年ばかり。
同い年で飲み屋に行く事は地元の人間しかいった事がなかったし、初めて出会った4人と食べながら話をして爆笑したのは最高に楽しかった。

こうした楽しかった事は自分の心の中で噛み締めていたいから長々と書かない。だけど、偽りなくまた飲みにいきたい仲間たちだと強く思っている。

最後に親しみを込めて、女神から口に運んでもらったスプーンにタバスコを仕込んだJOYに殺意を覚えた




また飲みにいきましょう!

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