ペシミズムとニヒリズムは世界と自分との境界を描いたり浮き彫りにするものでしかない。悲観主義のなかでは何もないのだ。それはマイナスをゼロにする動きでもプラスをゼロにするものでもない。そして無情でもない。

人は悲観主義のなかであるがままで生きることは出来ない。
私は私の考えで世界との境界を描く。

ペシミズムとニヒリズムは青年が大人になる前の段階である。
この段階に留まるのか、先の有限と無限に花を咲かせるのは大きな違いがある。

人間という動物の多様性を視野に入れた時に留まることも先に行くことの両者の有用性は確かに認めるところがある。しかし、私はペシミズムとニヒリズムはプラグマティズム、有益に使うことが本来であり、決してその世界に浸ることではない。

私は述べる。強く意志し大人になると欲せよと。

コメント