心理的倫理問題

2014年12月28日 Lesen
友達から智恵子抄という詩集が素晴らしいと紹介を受けて読んでいる。
読みながら日々思い出すことを思い出したんだ。

確か中学生の国語の教科書に掲載されていたお話で、小学生の女の子のお母さんが亡くなって、女の子はお母さん想って詩をたくさん書いて心理的に広がりを持って成長をしていくんだけれど、女の子の先生が亡くなったお母さんのことを思い出すのは止めなさいといって、女の子は成長を止めてしまうというお話がある。

智恵子抄の著者、高村光太郎は既に故人であるけれど、彼は何て答えるのだろうか。
そして、例えばあなたが心理的な援助専門家だった場合、女の子に現実を突きつけますか?お母さんはいないのだから強く生きなきゃいけないと。

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