タイトルは決して浮ついていないと思っています(挨拶

先月、3月22日大学を卒業しました。
通算5年で通学2年同大学の通信に転籍をして3年、とても長く感じた5年間でした。
大学はToFU豆腐と揶揄する名もない大学。授業のカリキュラムに社会人文自然はあるけれど、Univerじゃなくてcollegeのほうがしっくりくる。大学の状況でありがちな教授陣はしっかりしていて生徒はちゃらんぽらん。当時僕は、そういったことが分からずに、とりあえず入れる大学を探して豆腐に入学をした。

入学する前に整理しておきたいことは、僕は定時制高校に入学してからずっと自動車解体業に勤めて、春夏秋冬暑い日寒い日も、埃と油まみれになって爪を真っ黒にして、昔気質の上司に毎日怒られて働いていたこと。そうして大変な毎日のなかでお金を貯めて、段々と自分のお金で大学を卒業すれば、なにか生きてていいことがあるんじゃないかと芽生えたこと。
その大切なお金が母親に姉の出産費用という名目で200万全て奪われたこと。これはゴミ溜まりの実家を40L袋を30袋だして見つけた作文。僕にとって生涯最悪の作文である。楽しいと期待していた大学生活が暗くて孤独な日々になっていった。

大学入学をすれば、何かが変わると信じたからお金を失っても大学を諦めることはできなかった。大金を失って自分の夢や期待を自分から投げ出すことは到底承服しえない。初めて買った面白い中古車を4ヶ月早々、仕事柄自分で解体する目になるとは思わなかったし、病気になっても病院に行くお金がないことと大学生がしそうな旅行とか贅沢はできないと予想したけれど、まさかあれもこれも挫かなければならないことがあるとは予想できなかった。大学生の友達付き合いは入学当初の瞬発力(飲み会)でほぼ決まる。僕は瞬発力を発揮できなかった。なぜなら片道切符で下した全財産70万は入学金と上半期の学費に消えたから、友達付き合いをしやすくするお金は殆ど持っていなかったからだ。

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