だめだ吐き気がする。

まだ知り合って間もない知人から、金持ち父さん貧乏父さんという自己啓発書を勧められているのだけれど、吐き気がする。その知人よりも知人にこの本を紹介した人に対して嫌悪した。

初対面の人に自己啓発書は読んでいるかと、私の常識では尋ねない。
だいたい本の題名や著者を紹介して、それに対して感想や尊敬の弁を述べて、お互いの持ち物を点検していくのが、初めまして。であると考えているわけで、自分は救われましたとかと暗に示す切り口は綺麗ではない。

優れた話し手は聴き手を楽しませる。よい会話はお互いの尊敬によって出来上がる。
自分はほんの僅かな心理学しかしらないから、これからはなるべく心理学の話をしない優れた話し手になりたい。注意深く聴ける受け手になりたい。

私は自分が動かないで周囲をグルグルさせる人間にはなりたくない。吐き気を生じさせる人間にはならない。

コメント