ベーシック社会心理学
通し読み
今度は対人社会心理学重要研究集と一緒に読もう。
金銭と心に余裕があったら、最新の図解入りベーシック社会心理学を買おう。

コメント

loving-c.
2015年8月18日23:09

出版元は有斐閣ですね。
有斐閣からは法律書が多く刊行されていて、
私もある程度の冊数を買っています。
でも、有斐閣は、法律以外でも、
社会科学のいい本を沢山出していますね。

saphir
2015年8月19日1:48

はい、とてもよい社会科学の本が出版されています。
初学者向けの有斐閣アルマは平易に書かれてあって、ミネルヴァ書房のやわらかシリーズとともに学んできました。法律に関する書籍もアルマからでていて、数冊所有しています。

宜しければ少々お聞き願いたいのですが、故:井上茂さんはどういった研究者だったのでしょうか。
また以下の書籍は初学者向けでしょうか

法と社会―新しい法学入門-中公新書-125-碧海-純一

loving-c.
2015年8月20日6:24

申訳ないのですが、私も井上茂さんのことはほとんど存じ上げないのです。
井上さんは、早大法学部で4年の必修科目とされていた
法哲学の講義を担当されていましたが、
私が4年生になったときは、その前年に定年退職されていて、
井上さんの講義を聴くことができなかったのです。
もっとも、私が受講していた法哲学の講義のテキストとして、
井上さんの『法哲学』(岩波全書、1981)年は使われていました。
しかし、当時の私は非常に不勉強でしたので、
「難しいなあ」という感想しか抱けませんでした。
ただそれでも、
井上さんは日本最高の法哲学者の1人であることは言えます。

>また以下の書籍は初学者向けでしょうか
>法と社会―新しい法学入門-中公新書-125-碧海-純一

すみません。この本も読んだことないのです。
ただ、碧海純一(あおうみ・じゅんいち)さんもまた、
日本最高の法哲学者の1人だということは知っています。
少なくとも、昨年亡くなった私の恩師の須々木先生も、
碧海さんの著作をかなり肯定的に引用されていました。
ただ、碧海純一さんは一昨年亡くなっていますので、
『法と社会』は少し古くなっているのでしないかとも思われます。
もっとも、ヘーゲルの『法哲学』はもっと古い本ですが、
現在でも読むに値する内容であることには違いがありませんから、
『法と社会』も、現在も読むに値する本であると確信します。

saphir
2015年8月20日13:09

丁寧に回答していただきありがとうございます。
井上さんに晩年まで長くつかえた人が、井上さんのことを知らなかった私に出会いからわずかの時、とても考え深く語りながら写真を見せてくれたのです。もう4年前になります。その人はドイツ留学を考えてたところ、井上さんとの出会いから取りやめる事にして、人生が変わったと語っておりました。

こういった経緯がありまして、井上さんがどういった人物であったのか興味があるのです。

書籍と学習に関して、有斐閣アルマの『法哲学』と碧海氏『法と社会』井上氏『法哲学』から始めたいと思います。