親父の過去

自分は父親が何をして生きてきたのかを知らない。
おおよそ、これからも知ることはなく術を失うのだと思う。

未来に自分のこどもたちが居るのなら、当然のことだけど、自分がしていることは知らないはずで、大きな秘密を持っているように思える。秘密や神秘性は人を大きく見せたりする。あけすけに話すと等身大になってしまって面白くない。

未来のこどもに語りかけることは、健康にいい。
そして本当に出逢えたときにずいぶんと長く語ろうと思う。