静脈産業のひとつ

清掃車にのって事業系のものを回収する仕事をしている。
就寝は夜8時、起床は4時で自宅から近い会社に着いて4時半から運転を始める。
この季節の夜明けは遅くて、6時過ぎても暗いまま。回収先のルートを覚えるのは本当に大変で、仕事の内容の半分を占めている。仕事を始めてまだ3ヶ月目に入ったところで、月曜日から金曜日までの平日のルートを覚えることができた。

ただ、当然周りやすいルートを社長や先輩が組んでくれたのは間違いないと思う。
初月のルートを助手席から見ていたけれど、いま回っているルート件数より多かったように思える。しかも、慣れてきたからといって先輩から2.3件件数を増やされるのだから、仕事量と責任の上限は限りなさそう。

今日で社長と先輩(事務局長)との同乗研修はなくなったと思う。ひとつ清掃工場に入ったことがないから兄貴先輩(社員)を呼んでくれて、入り方を教わった。もうひとつ入ったことがないところがあるけど、今度尋ねることにする。

あと先輩の電話に多分、ウェブ求人に関しての電話がかかってきていて、続けて雇用するか？いったような問いかけがあったような受け答えを先輩がしていて、最低人数揃ったと話していた。これは本当に自分の身の振り方を考えなきゃならないと思った。

それと最近、哲学者の講演会に参加して、そのあとの懇親会に入れてもらったら東大出身の人たちが集まる読書会に参加させてもらえることになった。学歴や頭の回転は文句がつけようがないなかで、かたやこちらはブルーカラーのど底辺大学と、1人だけ色が違う。話を聞いていると有名な企業や僕が馴染みのない概念や論理がでてくる。きっとついていけないという前提のもと、月一開催に参加して食らいついていけるようにしたい。歳は僕よりも彼らは下だけれど、情報量と知識量と体系化された論理。僕は彼らに胸と頭を借りたい。

「巨人に囲まれるということはこういうことか」