三四郎池

2016年4月24日 恋愛
三四郎池
近所の子どもたちが亀やザリガニを引っ掛けに来て、見守るお母さんは汚れた手でお菓子を食べる子ども達がお腹を壊さないか心配。東大に遊びに来たカップルは鯉を観に来て、色様々な鯉に想いの恋を重ねる。ちょうどよい散歩コースとして学内のカップルは池の前にある"古ぼけた"ベンチに座り、東大新聞発行の新聞紙にある地図を片手に、どこへ行こうかと淡く揺らめく。

池を前にして、三四郎を読むわけではなく"それから”を読んでいる私は、池にやってくる多様な人たちの人生に思い馳せつつ、やはり彼女の、そして君の人生のなかに自分が登場して生き続けたいと思っている。

"それからの結末は狂気だとしても"

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