好きな人がいる生活

絶賛片思いしてます。
まぁ、苦しいより充実感があります。苦しい気持ちになったりするけれど、そうした叶わないと思うような事柄の一切はフランクル先生ふざけんなーと投げてます。（人生において待っている人がいると思いませんかの問いに対して）

数年間好きな人がいない状態で暮らしてきて、まちゆくカップルはいいなぁと漠然と思ってたけれど、リアリティを伴って羨ましいと思うようになれた。生々しい情緒があたまのなかでヌルッと動くような気がして、自分にも抑えきれない欲があることがわかって嬉しい。

一目惚れは悪いことなんだと、加藤諦三の洗脳を受けて信じてきたけれど。
いやいや、孤独や寂しさを一人でなんとかしようとすること自体が、生きていくのに戦略的に間違っていて、楽しくない。快楽主義とよばれる、いいことはちゃんとしようという大昔の主義からすれば、僕にとってこれは正しいことなんだと決意した。つまるところ、実存主義だけど、人間は幸せになることを目的に生まれてきたのだから、自分が幸せになることは段々と周囲の人間も幸せにすると確信した。

援助専門家になる経緯には、小さな不幸があってそれらを周囲の人たちに経験させたくない、困っている人を助けたい仰々しく言えば、メサイアコンプレックスから発している。けど、私にとって優しく人に接することは私にとって、心が穏やかになって楽しく気持ちが良いことに他ならない。むろん、疲れていたら親切心なんか生じないし、出来ない。だから、幸せになるように生き方を変えるように、早く寝る。

フランクルは「人間とは何か」において、惚れるということを的確に表現している。
身体的・心理的「衣服」から発せられるものへの興味。愛する人間とはそれらの層を深くこえて、その人物の存在より本質を愛すること。（意訳）いま、一目惚れをしてます。その人自身を見ているわけじゃない。ただ、それは恋愛という形式のありふれた人付き合いにあって、想像から現実へと移り変わる途上にある。目から鼻へ抜けるような頭脳があって学歴は文句なし、向上心がたゆまなくあり、芸術にも関心がある。僕のマイナスな環境や逆境を耐え抜くのはすごいと思うんだけど、単純にいい方向に積み重ねられる彼女に憧れます。そういう生き方をしてこなかったから。

惚れると愛する人間の間に自分はいる。どういう人かまだ知らない。知って行って気持ちが萎むことも確かにしていくこともある。惚れる形式にはどうしようもなく孤独があるから、仕方ない。

したがって、「それでも人生にイエスと言う」
あなたの存在が僕を健康にし、強く人生を導いてくれていると思います。