暴露

2017年2月20日 僕、一人称
政治哲学者ハンナ・アーレントは人は社会で生活していく上で仮面をかぶっているのに仮面を剥ぎ取ろうとするのは馬鹿げてるといったことを語っている。

その前提で、わざわざ自分の過去を暴露して傷つき体験を再体験することに意味があるのかという疑問が残る。しかし、今後曲がりなりにも打ち立てた援助職に就きたいという気持ちを、僕は僕の主訴を受容して権利擁護をし、共に考えて歩いていきたい。

そのためには、自分を知っていくことが重要(自己覚知)で、いまの自分を理解することはこの先に自分という彼が困らないためでもあることから、ちょっと頑張って暴露をしていこうと思う。僕にとって生きていくのに必要だったかもしれない怒りや悲しみが価値を失うまで、新しく楽な生きていくのに必要な言葉を持てるまで、暴露し続けよう。

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