心のエネルギー

長時間運転していると動物になり下がった気がする。
危険予知や予測やらに脳のメモリの大半を割いて、人間らしい精神活動がしにくくなる。仕事とはいえそういうのは嫌なものだ。帰ってきてレポートなり自分の感情を書かなきゃならない時なんて、書けない人が余計に書けなくなる。

左の側頭部の頭痛がひどくて、考えるどころではない。
心を無にして思うままにキーボードを叩けるようにかければいいのだけれど、そうもいかない。活かせるようにすればいいじゃないかっていう建設的なエネルギーはクソみたいな労働で磨耗している。労働は労働でしかない。楽しくするのは自分だし、いつもそうしている。疲労には誰も打ち勝てない。

自己覚知、自分を知るって僕には大変だ。
同年代といろんな気持ちを共有してぶつけ合う時期に、鉄と戦ってた。
昔気質の上司の対応に奮闘してた。小さな社会と奮闘していた。

だから、自分のことがよくわからない。わからないから、どう感じているのか尋ねられてもわからなくて困る。多分、人の感情を言語に登る前に気づいているけれど、その時には表現できなくて1日経ってから、感想が出てくる。そういうの辞めにしたい。
その時に「こういうこと？」と訊ねられたら、率直に自分が楽だし、訊ねられた人も考えていることを展開できて楽になるはず。そう思うと、どんどん自分をさらけ出して磨かれた方がいい。

ちょっと、てか、ちょっとどころじゃなくて君は大人になりすぎている。
としは三十路手前だけれど、精神年齢は１０代半ばなのだ。

社会の多様性が叫ばれる世の中で、個人の中の多様性が必要なんじゃないかと叫ぶ人もいる。君はそもそも多様な面があって、その時々に適切だと思う面を出している。それでこれであっているのかという答えが出ない堂々巡りをして悩み続けている。

けど、悩むことは大切なこと。でも、アリステレスはいうじゃない？「しかるべき時にしかるべき人々にしかるべきことを言う人は賞賛される」ってさ。曲解すれば、君が思う時に思う面を人々に出せばいいってことじゃないか。



自尊感情は大事なんだよ。プライドを持っちゃいけないとか、それってすごく無責任なんだよ。ここに10代の時のようにこころを描き出そうじゃないか！