もうさ、疲れたよブルーワーク
適度な負荷と適度な休憩があった自動車解体はほんとうによかった。

ブルーワークしてて休憩もない、トイレにも困る。中休みもないところは全部長続きしなかったし、そういうところは上司も変なやつだった。
働き続ければ良い成果が出ると思い込んで労働し続けるのはやってられない。適度な負荷と適度な休憩、くわえて仕事量や先が読めるのは労働をする上で非常に大切なことだと思う。
仕事量が分かっている上司はたいへんな仕事でも精神的に耐えられることができるけど、部下は仕事量がどれくらいあるのか知らされないから、先が読めなくて精神的に潰れてしまう。部下に仕事の内容をおしえない上司は、マネジメントの観点から最低と切り捨てる。

解体屋は車を引っ張ってきて、部品どりをしてあとは鉄とエンジンに分ける。
解体作業の途中にパーツの洗浄を頼まれたら作業を中断して、自分のペースでパーツの洗浄をして配達するなら配達して、それが余暇時間になる。うるさい上司から一旦は離れられるのはいいし、配達先で他愛もない話をしてくるのは気分転換になる。

それらはとても自分の性に合ってた。
いまおもうと特性と噛み合ってた。一つのことをしていると飽きてきて集中切れする。そこへ適度に新しい依頼がやってくると集中力が戻って頑張れる。

エリックホッファーは39歳で天職をみつけたが、僕は15歳だった。辞めたくてやめたくてしかたがなかったけれど、辞めてから気づく。あの仕事がなんだったのかということに。

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